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2025年11月30日 POTA第59回全国研修会in栃木 「ひきこもりのキャリアデザイン」〜生き方の選択肢を増やす〜

他団体主催
タイトルPOTA第59回全国研修会in栃木 「ひきこもりのキャリアデザイン」〜生き方の選択肢を増やす〜
主催者NPO法人 精神科作業療法協会(POTA)
開催日2025年11月30日(日)
9:20〜15:20
場所オンライン(ZOOM)
費用POTA会員2,000円 非会員4,000円 
学生・当事者500円(* 学生には大学院生も含みます。学校名・学部/学科を必ず記載して下さい。記載がない場合は非会員扱いとなります。)
内容現在、日本では推計146万人が「ひきこもり」状態にあると報告されています(内閣府,2023)。厚生労働省の「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」によれば、ひきこもりとは、さまざまな要因の結果として社会的参加を回避し、原則6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態と定義されています。
 この問題は、児童・思春期だけにとどまらず、中高年層にも広がっており、長期化・複雑化の傾向を見せています。当事者やその家族は、社会的接点の減少により孤立しやすく、抱える課題や困難を誰にも共有できずに年齢を重ねていくケースも少なくありません。
 今回の研修会では、「ひきこもりのキャリアデザイン」をテーマに掲げています。「キャリア(Career)」とは、単に仕事や職歴を指すのではなく、人が一生を通してたどる“生の軌跡”全体を意味します。そして「キャリアデザイン」とは、自分自身の人生を主体的に捉え、設計・再設計していくことを指します。
 本研修を通して、ひきこもりを「選択された生き方(=キャリア)」として尊重しつつ、そこにある背景や意味に目を向けます。そのうえで、「問題意識を持つ一人の人間として、私に何ができるのか」を考え、当事者一人ひとりが自らの人生を主体的に再構築できるよう、支援の視点と選択肢を広げる機会としたいと思います。

【プログラム】 9:00〜受付 9:20〜開会
9:30〜 基調講演 「ひきこもりのキャリアデザイン(仮)」
宮田量治氏(山梨県立北病院院長)
11:10〜 特別講演  「当事者と支援者の体験談(仮)」
岡﨑幸治氏(リカバリー福島・リカバリーカレッジうつくしま)
春山佳代氏(医療創生大学)
12:10〜 ランチョンセミナー(調整中)
13:10〜 シンポジウム 「作業療法はひきこもり支援に何ができるのか」
〈シンポジスト〉
つなげる×OT:水沼健太氏(栃木県精神保健福祉センター)
地域で支える×OT:松元雄太氏(むろまち訪問看護ステーション)
フリースクール×OT:三富栄氏(あしかがにしがっこう)
ひきこもり×OT:野尻真生氏(マロニエ医療福祉専門学校)
〈コーディネーター〉
田村勇樹氏(マロニエ医療福祉専門学校)

*本研修会は、OT協会の生涯教育ポイント対象(1ポイント)となります。
申込方法イベント系アプリの Peatix(ピーティックス)からお申込み下さい。
インターネットの検索サイトで「Peatix」または「ピーティックス」と入力して公式サイトに入り「イベントの検索」で「作業療法」と入力すると「第59作業療法研修会」がでてきます。内容を確認して「チケットを申し込む」をクリックし必要事項を入力してください。支払方法は、クレジットカード、コンビニ/ATM(220 円の手数料がかかります)などから選べます。
申込先お申し込みはPeatixから
問い合わせ先pota59tochi@gmail.com
その他詳細はwebページ:https://www.pota.jp